ピンチイン、ピンチアウトで拡大縮小する処理を Unity で実装する際に、いちいちビルドして実機に転送して確認だと開発効率が悪いので Unity Remote を使ってみたのですが、結構使えたので導入手順を記載しておきます。
Unity Remote を使えば、Unity Editor 上の画面とデバイスの画面が同期されるので、ソースコードを修正したらデバイスですぐに確認することができます。マルチタッチだけではなく、加速度やジャイロなどの端末固有の入力処理を開発するときに使えそうです。
導入手順(思ったよりも簡単でした)
1. iOSの場合、App Storeから Unity Remote 5 をインストールする
2. PC と 端末 を ケーブルで接続する
3. Unity の メニューから Editor > Project Settings > Editor を選択する
4. Editor Settings のインスペクタで、Unity Remote の Device を 接続した端末に変更する
5. 端末にインストールした Unity Remote アプリを起動する
6. Unity の再生ボタンを押す
注意点
Unity Remote は便利だったのですが、マルチタッチの場合に TouchPhase.Ended の入力が取れないようです。
TouchPhase で 判定しないように書くこともできるみたいですが、今からそのために入力処理を書き換えるのは避けたかったので、最悪、End(手を離した)イベントが受け取れなくても致命的なエラーにならないようにすることで対処しました。
Unity3D:タップ操作の監視(領域指定付き) - devlog [naru design]
参考記事